原作は難しい
現在、NHKの大河ドラマで放送されている
「天璋院 篤姫」の原作を読みました。

ドラマをまともに観ようもんなら1年間もかかってしまうので、
それが耐えられない場合に原作は実に手っ取り早い。

文庫本、上下2巻しかないのだから
3日くらいで読んでしまいそうな気持ちで
気軽に読み始めた。

この手の時代小説は、司馬遼太郎の作品である程度
慣れているし、この「篤姫」が活躍する幕末も
いくつかの本を読んである程度の知識は備わっている。

つもりだった・・・・・

しかし、僕のその甘い考えとは大きく異なり
物語の描写も会話も極めて難しく書かれている。

なるべくその時代の雰囲気を忠実に再現するために
作者が工夫されたに違いないが、
それにしても400年以上前の戦国時代ならともかく
130年くらいでこれほどまでに言葉遣いや
会話に使われる単語など変わってしまうものなのか?

日本語というよりも、まったく異国の言葉が話されているような
感覚すらある。

さらにはこの難解な作品を平然と書いている
作者の 宮尾登美子さんもすごい!

と、まあ、内容と関係ないところばかりに目が
いってしまったが、その肝心の内容の方は
先ほども述べたように細かいところはほとんど理解できず、
全体の流れしか掴むことができませんでした。

完全たる男社会の中で、幕府の大奥3千人の長として
女性として立派に生き抜いた「篤姫」の姿は
感慨深いものがあります。

この作品は、本来女性に読んでもらいたい本では
ないでしょうか?(女性ウケしなさそうだけど・・・)

ドラマは原作よりかなりやさしく描かれているので
興味のある方はドラマの方がよいかも・・・

自己評価 ★★☆☆☆
新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫 (み9-7))新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫 (み9-7))
(2007/03/15)
宮尾 登美子

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【 2008/07/01 21:54 】

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